AMSO アポロ11号チュートリアル Part5 (TEIの準備+実行)

CSMとLMを分離する

CSMに乗った状態で、Jを押すと分離の確認メッセージが出る。
もう一度Jを押すと分離する。(史実ではGET 130:09:31に実行)

TEIの準備+実行

以下の記事も参考にしてください。
IMFD Part6 BaseApproachとOrbit Insertで基地上空へ

BaseApproachでプランを作成する

左MFDでIMFDを開く。
Program MenuからBaseApproachを選択。

PGをクリックしてSrcボタンを表示。
Srcをクリックして、Moonと入力する。
Approach for: Re-Entryになっていることを確認する。
GETを史実の出発時間、135:23:42にする。

Target:の下の項目に、以下の数字を入力する。

Lon -169.15 169.15°W
Lat 13.3 13.300°N
Alt 120.0k
ReA 6.48
Ant 21

ReAは再突入の角度、Antは突入から着地までの移動を角度で表している
参照:IMFD Base Approach – OrbiterWiki

入力が終わったら、Flight Time:の下のHintを選択する。
+を長押しクリックすると、Hintの数字が変わる。

※Hintは出発から再突入までの移動時間を意味する

ReT(Reentry Time)の下のGETが予定時刻(史実では195:03:05)に近づくようにする。
また、oVができるだけ小さくなるようにする。

今回の例では、Hint214.3kになっている。

Prvをクリックしてほかの項目を選択すると、Hintの数字は自動的に調整される。

Hintの調整がうまくいかないとき

Hintが極端な値になってしまうときは、Antの数字を増やしてみてください。
今回のAntは21°ですが、12号では25°くらいにすると調整しやすくなります。

Orbit Ejectでプランを微調整・実行する

上の作業が終わったら、右MFDでもIMFDを開く。
左MFDのデータを共有させる。Program MenuPGをクリックして0と入力。
Orbit Ejectを選択する。

+を何度かクリックして、Higher OrbitBaseApproachにする。

GETを左MFDのEject:と同じ数字にする。

そこからGETを調整して、dVができるだけ小さくなるようにする。

この作業が終わったら、左MFDに戻る。
Eject:の下のGETを右MFDの数字と同じにする。

終わったら、右MFDのOrbit-EjectABボタンをクリック。
自動噴射が実行されるのを待つ。

史実のアポロ再突入・着水のデータ

実際の再突入・着水に関する日時や座標については、以下のリンクを参照してください。
Entry, Splashdown, and Recovery