画像・動画を撮影する
Orbiterの画像・動画を撮影する方法について解説します。
D3D9Client
- グラフィックの質が向上する
- 画像撮影・録画ソフトとの相性がよい
- できることが増える(後述)
これらの理由から、D3D9Clientの導入をおすすめします。
画像を撮影する
グラフィックボードを搭載したPCであれば、付属するソフトで画像撮影が可能なことがある。
使用しているPCにそのような機能がないか、あらかじめ確認すること。
NVIDIA | GeForce Experience (NVIDIA ANSELには非対応) |
---|---|
AMD | AMD Software:Adrenalin Edition |
Orbiter2010
Orbiter2010には、画像を撮影する機能は実装されていない。
PrintScreenキーを使うか、外部のキャプチャソフト等を導入する必要がある。
例として、Windows10でのスクリーンショット保存手順を紹介する。
Windows+Alt+PrintScreenを同時押しする。
ビデオフォルダ→キャプチャフォルダを開く。
撮影した画像が保存されている。
Orbiter2016
Ctrl+PrintScreenキーを押す。
スクリーンショットの撮影ダイアログが開く。
Take snapshotをクリック。
capture\imagesフォルダに画像が保存される。
Take snapshot | 画像を撮影する |
Start recording | 連写を開始する |
To the clipboard | クリップボードに保存 |
To file | ファイルに保存 |
File format | 画像のファイル形式 |
Image quality | 画質 |
連写した画像は、capture\framesフォルダに保存される。
動画を撮影する
ゲーム録画はPCへの負担が大きい。
録画専用のストレージを用意することが望ましい。
Orbiter自体には録画機能は実装されていない。
Windowsの録画機能を使うか、外部のキャプチャソフト等を導入する必要がある。
グラフィックボードを搭載したPCであれば、付属するソフトで録画可能なことがある。
使用しているPCにそのような機能がないか、あらかじめ確認すること。
NVIDIA | GeForce Experience (NVIDIA ANSELには非対応) |
---|---|
AMD | AMD Software:Adrenalin Edition |
例として、Windows10での動画保存手順を紹介する。
Windows+Alt+Rを押す。
録画が開始される。
もう一度、Windows+Alt+Rを押す。
ビデオフォルダ→キャプチャフォルダに動画が保存される。
画面表示を消す
以下のページを参照すること。
FOVを変更する
キーボードZorXでFOVを変更する。
Ctrlとの同時押しで10°ずつ変化する。
視野 | 画面の歪み | |
---|---|---|
FOVが小さい | 狭い | 小さい |
FOVが大きい | 広い | 大きい |
同じ景色でも、FOVによってその印象が変わってくる。
カメラを操作する
キーボードF1で機外視点・機内視点を切り替える。
カメラを移動させる | マウス右ドラッグ |
---|---|
Ctrl+矢印キー | |
カメラと目標の距離を変更する | マウスホイール |
PageDownorPageUp |
ターゲットを選択する
Ctrl+F1を押して、カメラの設定ダイアログを開く。
Targetをクリック。
ターゲットを選択してApplyをクリック。
カメラの挙動を変更する
キーボードF2を押すと、カメラの挙動が変更される。
Target-relative | ターゲットを基準にカメラを回転させる |
---|---|
Absolute direction | カメラの向きは固定されるが、ターゲットに合わせて回転する |
Global frame | カメラの向き・回転が固定される |
地球をターゲットに選択し、カメラをGlobal frameにして早送りすると、地球の自転が観測できる。
カメラの位置を固定する
Ctrl+F1を押して、カメラの設定ダイアログを開く。
Groundをクリック。
Ground observer(地表の観測者)メニューが開く。
Currentをクリックすると、地表を基準にカメラ位置が固定される。
Target lockにチェックが入っていると、現在のターゲットを追尾する。
Target lockを外すと、カメラの向きを変更できるようになる。
追尾する対象を設定する
Ctrl+F1を押して、カメラの設定ダイアログを開く。
Trackをクリック。
プルダウンメニューで追尾する目標を選択する。
例として、ISSを選択した場合について説明する。
ISSと宇宙船を通る直線上の、以下の位置にカメラが移動する。
Target from | ISS→カメラ→宇宙船 |
Target to | カメラ→宇宙船→ISS |
カメラの中心を移動する
D3D9Clientが必要なテクニック。
Ctrl+F4を押す。
D3D9 Debug Controlsを選択してOKをクリック。
Cameraの右側にあるダイアログで、カメラの挙動を変更できる。
Center on visual | ターゲットの中心にカメラを向ける |
Wheel Fly/Pan Cam | カメラの向きを変更する |
Wheel Fly/Pan Camに設定することで、カメラの向きを変更できる。