Part13 月基地への軌道修正 2回目
月の重力圏内で、二度目の軌道修正を行います。
月の重力圏に入る
Orbit MFDを開く。
REFをクリック。
Earth→Moonを選択する。
タイムワープで時間経過させる。
Gを確認しながら待つ。
月の重力圏に入ったら、タイムワープを解除する。
軌道修正
TransXを開いてマニューバを作成する。
手順は前回とほとんど同じ。
- Min Altを20kにする。
- Offplane Distを0にする。
重力圏に入ると、Stageが1つ消去される。
Stage 1でView:EncounterとView:Manoeuvreの両方が表示される。
マニューバを作成する
両方のMFDでTransXを開く。
View:Manoeuvreを開く。
View:Encounterを開く。
Manoeuvre modeをOnにする。
Man. dateを選択する。
0.02足した数字にする。
Prograde vel.を操作する。
Min Altを20kにする。
この例では-89.99で予定の高度になった。
Prograde vel.をResetする。
Outward vel.を操作する。
この例では-13.34で予定の高度になった。
Outwardのほうが効率がいいとわかる。
Ch. plane vel.を操作する。
Offplane Distを0にする。
OutwardとCh. planeを交互に操作する。
Min Altを20k、Offplane Distを0にする。
マニューバを実行する
View:Targetに切り替える。
Begin Burnが300になるまでタイムワープ。
View:Manoeuvreに戻す。
++Updatesを実行する。
必要があればマニューバを再調整する。
View:Targetに戻す。
Auto-CenterをOnにする。
時間が来たらメインエンジンを噴射する。
Delta Vが小さいので出力を抑える。
Delta Vが5になったら、エンジンを切る。
Auto-CenterをOffにする。
Manoeuvre modeもOffにする。
RCS LINで微調整する。
View:Encounterで結果を確認する。
次回もう一度軌道修正する。
数km程度の誤差は気にしなくてよい。
解説
目標の天体に近づけば近づくほど、TransXの軌道予測は正確になります。
一方で、遷移軌道の早い段階で軌道修正したほうが、マニューバの効率はよくなります。
このため、月からまだ遠くにいるとき、そして月の近くにいるときの2回に分けて軌道修正を実行します。