IMFD Part5 Map Programの基本操作

IMFDのMap Programは、惑星や宇宙船の位置と軌道を表示できるツールです。
OrbiterのMODのなかで、もっとも軌道予測の精度が高いことで知られています。

Map Programを開く

Program MenuからMapをクリック。

Map Programの操作

Map Programの主要な機能について解説する。

天体の軌道を表示する

MFD右側のDsp(Display)をクリックすると、すべての惑星の軌道が表示される。

拡大・縮小する

Z+orZ-で拡大・縮小する。
Azo(Auto zoom)で自機を中心とした一定範囲を表示する。

表示の中心を切り替える

Cnt(Center)をクリックして宇宙船や星の名前を入力すると、それらを中心にして表示する。
xと入力すると自機が中心になる。

目標の天体に最接近したときの近点(Pe)を中心にすることもできる。
例えば地球から月に移動中なら、p-moonと入力する。

Pe / Apの表示を切り替える

Selをクリックすると、左側に表示されるPe / Apを切り替える。
地球→月のフライトだと、近地点、近月点などを切り替える。

ページを切り替える

MFD左側のPGをクリックすると、2ページ目に移る。
1ページと2ページで使用できる機能が異なる。

宇宙船の軌道を表示する

Slf(Self)で自機の軌道を表示する・非表示にする。
PlanでTarget Interceptなどのフライトプランを表示する。

重力圏を表示する

Soi(Sphere of Influence)をクリックすると、惑星・衛星の重力圏(影響圏)が点線で表示される。

ターゲットを指定する

MFD左側のTGTをクリックして、惑星・宇宙船の名前を入力するとターゲットを指定する。
右側のFindで選択可能なターゲットを順に切り替える。

インターセプト・モード

Intをクリックすると、Intercept Mode(インターセプト・モード)になる。
インターセプトする時点での自機とターゲットの位置を点線で表示する。

表示の基準を変更する

MFD左側のREFをクリックして惑星・宇宙船の名前を入力すると、軌道表示の基準が変わる。
例えば、Marsと入力すると、火星から見た自機の軌道を表示する。

手動で軌道修正する

RefCntを目標の惑星にすると、TransXのView:Encounterと同じように使うことができる。
明るい緑の線で表示されている自機の軌道を見ながら、手動で軌道を調整する。

注意点

IMFDのほかの機能(Target Interceptなど)は別の計算方法を用いているため、精度があまり高くない。
Target Interceptで作成した軌道をMap Programで検証することで、正確に目的地に到達することができる。