HST EXのインストールと操作

HST EXは、ハッブル宇宙望遠鏡を再現したMODです。

ダウンロード

リンク先ページ右上のGo to downloadをクリック。

Orbiter2010 HST-Ex
Orbiter2016 HST(EX) for Orbiter2016

インストール

ダウンロードしたファイルを解凍する。
中身をコピーしてOrbiterのインストールフォルダに上書き。

利用可能なMOD

Orbiter2010

ハッブル望遠鏡の見た目を改善するMOD。
Orbiter2016では本体のグラフィックが強化されたため、導入する必要はない。

リンク先ページ右下のDownloadをクリック。
ダウンロードしたファイルを解凍して、中のフォルダ2つをOrbiterフォルダに上書き。

Orbiter2010では、Shuttle Fleetでの打ち上げが可能。

操作

LaunchpadHST_EXフォルダを開く。

Launchが打ち上げシナリオ。
approaching HSTが修理ミッション。

ハッブル望遠鏡

HSTがゲーム内でのハッブル望遠鏡の名前となっている。

F1キーを押して一人称視点にする。
Eを押して目標の名前を入力(例:Jupiter)。
Vを押すと目標を自動で追尾する。

E 目標の名前を入力
V 指定した目標に移動
Shift+B 赤経を指定
Ctrl+B 赤緯を指定
B 指定した座標に移動
G
Shift+G
拡大/縮小
F5 ソーラーパネルを展開
F6 右ソーラーパネルを開く
F7 左ソーラーパネルを開く
N ソーラーパネルが太陽を追尾する/しない
M ソーラーパネルを格納
K 高利得アンテナと望遠鏡カバーを展開・格納

ソーラーパネルの展開・格納が可能なのは旧型のみ。
新型パネルはサイズが小さくなっている。

スペースシャトル貨物室

F3キーを押して選択する。
OKorApplyをクリック。

使用するバージョンによって名前が違う。

2010 CargoBay
2016 ORUC

Orbiter2016でリストに出てこない場合は、Flatにチェックを入れる。

G BAPS(ドッキングリング)の展開・格納
N ドッキングリングを時計回りに回転させる/止める
M ドッキングリングを反時計回りに回転させる/止める
B 照明ランプを点灯/消灯
J EVA1(宇宙飛行士)を出現させる
K EVA2(宇宙飛行士)を出現させる
F5 Grapple Pointsを表示する

Grapple Pointsは、ロボットアーム・宇宙飛行士の腕が接続可能なポイントのこと。
赤と青の矢印で表示される。

宇宙飛行士

貨物室JorKを押すと、宇宙飛行士が出現する。

矢印キーor 腕を上下させる
矢印キーor 右手を回転させる
Shift+or 前屈・後屈する
Shift+or 体を左右にひねる
B ヘルメットランプを点灯/消灯
G 物をつかむ/離す
N Temporary Holderを手から離す
F5 Grapple Pointsを表示する
V EVAを終了する(エアロックから1m以内)

EVA1は命綱を使って移動する……ことになっているが、RCSと同じ操作で移動できる。
EVA2は足場にロボットアームを接続し、ロボットアームを使って移動する。

F5を押すとGrapple Pointsが表示される。
赤と青の矢印が向かい合うように宇宙飛行士を操作して、Gを押すと接続される。

Temporary Holderは、荷物を仮に固定するための持ち手。
ロボットアーム付近に設置されている白い台形の物体がこれ。
使用しなくてもミッションを遂行できる。

打ち上げ・ランデブー

以下の記事を参照すること。

ドッキング

ロボットアームでハッブル望遠鏡を把持する。

F3を押して貨物室の操作に切り替える。
Gを押してドッキングリングを展開する。

ロボットアームを操作して、望遠鏡の尾部をドッキングリングに近づける。
距離が十分近ければ(30cm以内)、アームから分離すると自動的にドッキングされる。

コンテナを開く・部品を分離する

以下の手順で、ハッブル望遠鏡の扉、そしてシャトル貨物室に設置されたコンテナが開く。

  1. 黄色の三角形の目印を探す
  2. 宇宙飛行士を操作して、右手を目印に近づける
  3. 自動で扉が開放される

同様の手順で、ソーラーパネル等の部品も分離できる。
近くにある黄色の三角に右手を近づけると、自動で分離される。

ミッションの概要

STS-31

1990年4月24日 12:33:51 (UTC)に打ち上げ。
高度600km、(赤道を基準とした)軌道傾斜角28.45°の軌道に投入する。
ロボットアームを使ってHSTを分離し、KSCに着陸する。

STS-61

1993年12月2日 09:26:00 (UTC)に打ち上げ。
HSTとランデブーし、ロボットアームでこれを把持する。
ロボットアームを操作してドッキングリングに固定する。
1から3のRSU(角速度センサーユニット)を交換する。
両方のソーラーパネルを交換する。
WFC(広視野カメラ)を外してWFC2を設置する。
HSPを外してCOSTAR(球面収差補正装置)を設置する。
軌道高度を614kmまで上昇させる。
HSTを分離し、KSCに帰還する。

参考文献