TransXの更新と設定
注意
Orbiter本体に同梱されているのは旧バージョン。
最新版に比べて機能が制限されている。
バグも残っているため、必ず更新すること。
ダウンロード
Downloadをクリック。
出てきた青色のリンクをクリック。
Orbiter2010対応版
TransX MMExt2
for Orbiter 2010
Orbiter2016対応版
TransX MMExt2
for Orbiter 2016
ModuleMessagingExt
LaunchMFDなどのMODと、TransXを連携させるためのMOD。
Orbiter2010対応版
ModuleMessagingExt for Orbiter 2010
Orbiter2016対応版
ModuleMessagingExt for Orbiter 2016
インストール
上記のファイルをそれぞれ解凍する。
中のファイル・フォルダをコピーして、Orbiterフォルダに上書き。
Orbiterを起動して、Modulesをクリック。
TransXにチェックを入れる。
TransX2については下記を参照すること。
Visual C++
起動しない場合は、Visual C++のランタイムを導入する。
Visual Studio 2013 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ
インストール手順はリンク先のページ下部を参照すること。
MFDの更新速度を設定する
Orbiterを起動して、Parametersをクリック。
MFD refresh [sec]の値を小さくする。
この例では0.10に設定している。
PCスペックによっては、かえって重くなることがある。
そのような場合は、1.00に戻す。
TransXの操作
TransX2
TransX2は、「2個目のTransX」である。
軌道が赤色で表示されるので区別できる。
- TransX2とTransXの機能は同じ
- TransX2とTransXはデータを共有しない
- TransX2はTransXで発生したバグの影響を受けない
TransXを複数、例えば左右のMFDで開いた場合、すべてのデータが共有される。
左のMFDでマニューバを修正したら、右のMFDにもその変更が反映される。
左のMFDでTransX、右のMFDでTransX2を開いた場合は、データが共有されない。
左右両方でTransX2を開いた場合は、データが共有される。
TransX単体では、複数のプラン・マニューバを同時に作成できない。
例えば、地球―火星軌道と、地球―金星軌道を並行して作成できない。
このようなとき、TransX2とTransXを同時に開いておけば、それぞれ別の計算をさせることができる。
また、TransX2はTransXで発生したバグの影響を受けないため、非常用の予備として使用できる。
TransXの新機能
最新バージョンでは、以下のような機能が追加されている。
- Auto-center機能を有効にすると、マニューバ中に自動で機体の向きを制御してくれる。
- 惑星間移動のPlanを作成するとき、Auto-min機能を有効にすると、自動でDeltaVを計算する。
- Burn time calculatorやLaunchMFDと連携させると、自動でエンジンを噴射してくれる。